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ごく個人的なマンガ体験から埋もれた作家や作品と周辺の状況を振り返りつつ、マンガ文化の豊かさを再発見できたらいいなと思います

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  • 山口 昌男: 「敗者」の精神史 (下) (岩波現代文庫―学術)

    山口 昌男: 「敗者」の精神史 (下) (岩波現代文庫―学術)
    上巻に続き、吉野作蔵の書物道楽、吉野ネットワークと花園歌子、小杉放庵と川端龍子による近代漫画と芸術絵画の橋渡し、放庵のスポーツ・ネットワークなど、明治から大正にかけての知的ラディカリズムを明らかにする、近代日本の歴史人類学の金字塔。 (★★★★★)

  • 山口 昌男: 「敗者」の精神史〈上〉 (岩波現代文庫)

    山口 昌男: 「敗者」の精神史〈上〉 (岩波現代文庫)
    カルチャーセンターとしての三越、戦前の大出版社である博文館の興亡、それらから発生した児童文化と巌谷小波の仕事、明治の粋人淡島椿岳とその息子で大正期の玩具コレクターとしても名高い淡島寒月など、薩長から距離を置いたダンディストと明治モダニズムから描かれるもうひとつの日本の近代史。 (★★★★★)

  • 内山基、川端康成、吉屋信子、由利聖子、中原淳一、松本かつぢ、川端龍子、etc. (予想): 『少女の友』創刊100周年記念号 明治・大正・昭和ベストセレクション

    内山基、川端康成、吉屋信子、由利聖子、中原淳一、松本かつぢ、川端龍子、etc. (予想): 『少女の友』創刊100周年記念号 明治・大正・昭和ベストセレクション
    『少女の友』は明治時代に創刊され、大正から昭和前期の少女文化に大きな役割を果たし、第二次世界大戦を青年向け雑誌として休刊せずに発行を続け、昭和30年代に休刊されるまで48年の長きにわたって刊行され、21世紀の今日に入ってもなお日本の少女向け雑誌の最長不倒記録ホルダーに輝いている少女雑誌です。 しかも昭和初期に宝塚歌劇が女学生の間でブームになり雑誌のグラビアが発達し、昭和6年より就任した内山基主筆の下で中原淳一を起用し、また洗練された漫画作品も多く手がけた松本かつぢとともに新感覚の叙情画と少女向けの付録で他誌との差別化に成功し、多くの女学生に高い支持を受けました。昭和初年においてもうすでに戦後少女雑誌が採用したスタイルはほぼこの雑誌によって確立されており、出版文化史においてきわめて重要な位置を占めるといっても過言ではありません。 発売が遅れておりましたがようやく公式に発表されたので、私は直接タッチしておりませんが期待しています。戦前世代から学生まで広い年齢層の女性にぜひ読んでいただきたいと思います。 (★★★★★)

  • 高橋 真琴: 完全復刻版 パリ‐東京・さくら並木

    高橋 真琴: 完全復刻版 パリ‐東京・さくら並木
    戦後少女まんがの革新者が貸本で描いた幻の作品だった「さくら並木」は、学園卓球マンガという驚くべき本格スポーツマンガの体裁をとって少女まんがのみならず日本マンガ史上に残るエポックメーキングな作品といえるでしょう。とにかく必読です。 (★★★★★)

  • 遠藤 寛子: 『少女の友』とその時代―編集者の勇気 内山基

    遠藤 寛子: 『少女の友』とその時代―編集者の勇気 内山基
    戦前に一世を風靡した『少女の友』の愛読者たちによる貴重な証言。戦前にすでに「イラストレーター」で「マンガ家」だった松本かつぢが「リボンの騎士」の先駆けともいえる見事な構図のマンガを描いていたことが最近明らかになったが、お弟子の上田トシコ先生がこの本でわずかにふれられており、マンガにもまだ埋もれた歴史があって再発見されることが期待される。 (★★★★★)

  • 牧 美也子: マキの口笛

    牧 美也子: マキの口笛
    少女まんが家のほとんどが男だった昭和30年代に圧倒的な人気を誇っていた牧 美也子先生の「りぼん」連載の代表作。その魅力は女の子がしっかりした意思を秘めているところにある。毎号読者へのプレゼントとして連載の冒頭でマキが着ている服のファッションも華やかです。いま読んでも古くない、というよりいま読まなくてどうしましょう! (★★★★★)

  • : ニッポンのマンガ―AERA COMIC

    ニッポンのマンガ―AERA COMIC
    (★★★★)

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  • 大正末期の少年漫画覚え書き
  • 明治モダニズムから昭和初期まで-少年少女向け漫画の誕生、玩具コレクターなど
  • マンガ学の本がでます
  • 大阪府立国際児童文学館問題-なしくずしの決議
  • 大阪府立国際児童文学館問題ふたたび
  • 『少女の友』創刊100周年記念号と手塚治虫『新宝島』復刻
  • 大阪府立国際児童文学館廃止および大阪府立図書館市場化テスト問題の経緯(2月21日時点)
  • 「大阪国際児童文学館と大阪府立図書館を考える集い」
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