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2009年2月22日 (日)

大阪府立国際児童文学館廃止および大阪府立図書館市場化テスト問題の経緯(2月21日時点)

まずこの記事ですが、あとで情報の正確さを向上するなどの目的でつけたし更新があるかもしれませんので、あった場合には更新の旨をこの文頭に示します。

2月28日追記:
大阪府議会が開催されたばかりですが、Web上の新聞記事の中には記事そのものがローカル向け、短いなど、事実誤認を招きかねないものもあり、検索で引っかかるブログエントリーにも事態についてデマを混ぜるようなものやいい加減なものがかなり増えてきました。

存続を求める立場としては腹立たしいことなどいろいろ言いたいことがあるのですが、議会がまだ開催されたばかりという時点でもあり、現時点では、情報のタイムリーな追加に関しては十分な客観性が保証できないのではないかという個人的な判断により遠慮しています。また、この21日付記事で張ったリンクはまったく十分なものではないことを明記しておきますが、この辺の判断は、リンクを張りすぎたかどうかも含めて、いろいろ誤っているかもしれません。
以上2月28日追記。

橋下府知事就任後から改革の一環として広く知られた大阪府立国際児童文学館の廃止・移転計画についてですが、昨年の10月15日の時点で大阪府議会は、全会一致で「大阪府立国際児童文学館の当面現地存続」を採択しました。

参考記事:
1) 「児童文学館、当面存続」請願 府議会 2008年10月03日 asahi.com My Town大阪
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000000810030002

2) 【大阪力!part4】国際児童文学館・向川館長 2009年01月18日 asahi.com My Town大阪
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000170901190001

しかしながら、橋下府知事は今年1月21日の「国際児童文学館 寄贈者・関係者等と知事との意見交換会」で、寄贈者および関係者に対して中央図書館移転への予算案が2月府議会に提出されるでしょうと述べており、廃止・移転の方針を変える考えがないことを示しました。
大阪府ホームページの知事室のページの知事の動き2009年1月分、1月21日(水曜日)の意見交換会に知事の発言が要約されて掲載されています。
http://www.pref.osaka.jp/j_message/oshigoto/file/0901.html

この意見交換会でのやり取り要約のページが現在私のインターネット環境から直接読めないのですが、寄贈者と知事側に問題意識のずれがあります。私自身納得しがたいところがありますが、とりあえずここでは措きます。

さらに、児童文学館の資料の受入先とされている府立図書館も、「大阪版市場化テスト」
(官民競争入札)の対象業務とされていることが最近になり明らかになりました。以下に情報を示しますが昨年12月と思われます。
大阪版市場化テストに「府立図書館管理運営業務」が採択されたことについては、国立国会図書館の「カレントアウェアネス・ポータル」に情報が掲載されています。

大阪版市場化テストに「府立図書館管理運営業務」が採択される Posted 2008年12月18日(木)
http://current.ndl.go.jp/node/9813

この件に関しては、日本図書館協会(JLA)の見解も見ることができます。

JLA、「図書館を「市場化テスト」の対象事業とすることについて」を公表 Posted 2009年02月19日
http://current.ndl.go.jp/node/11904

このような府の動きへの抗議として、2月15日には「大阪国際児童文学館と大阪府立図書館を考える集い」が開催されました。

「大阪国際児童文学館と大阪府立図書館を考える集い」のページより、

「集い」の開催の通知
http://www.fusyokuro.gr.jp/tosyo_tudoi/tsudoi090215.html

2月15日「集い」集会アピール
http://www.fusyokuro.gr.jp/tosyo_tudoi/tsudoi090215_appeal.html

ニュース 市場化テスト反対 国際児童文学館の機能移転シンポ 大阪日日新聞
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/090216/20090216003.html

この記事では自分の主張の部分は抑えました。今現在も新たな記事が出ているようなので、リンクしなかったところもありますが、関心のある方は大阪版などの記事を探してみてください。大阪の活性化そのものは私としても歓迎するところです。

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